外国人材の募集と採用方法

外国人材の募集と採用方法は、日本人と異なる部分が多いことから、以下の順序で準備を進める必要があります。海外では、在学時点で就職活動をするのではなく、卒業後にインターンシップなどを通じて就職活動を行いますので、日本人学生と同じ採用方法では相互に誤解と誤認が生じる恐れがあります。
また、在留資格、日本国内からの採用、国外からの採用によっても募集と採用方法が異なってきます。そのため、自社が求める外国人材の在留資格と人物像などを明確化したうえで、着手する必要がありますので、ご注意ください。

STEP1

入職後に従事してもらいたい職種や業務を明確化し、それに該当する在留資格を確認したうえで、求人票を作成し募集イメージを確立する。

STEP2

採用活動を開始する前に、雇用後の受け入れ環境の点検を実施することで、入職後の離職やトラブルを防止する。

STEP3

日本人従業員に対し、その外国人が必要な背景や理由を理解してもらい、協働と自社の内なるグローバル化を構築する。

STEP4

初期段階では、国内外の採用イベントや国内大学の留学生担当課と連携をしながら、自社に合う外国人材を選考していく。経験が醸成されてきた段階で、SNSなどの外国人コミュニティーや外国人従業員を通じたリファラル採用などの手法を導入する。

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